SciBacoニュースレター2026年5月
- Mineyo Iwase

- 5月21日
- 読了時間: 4分
5月は日差しが明るく、気持ちの良い季節です!
サイバコが入居する北大ビジネススプリングは北海道大学の敷地内にあるのですが、通勤の途中や取材中に様々な動植物を見かけることができます。「札幌キャンパス生きものマップ」でも確認することができますが、その多様さには目を見張るものがあります。
少し湿った日陰でエンレイソウに出会うことができました。
5月のサイバコの様子をお知らせします。

<最近のSciBaco>
CoSTEP公開シンポジウムの受付のお手伝いをしました。
「スッキリしない開講式——「もやもや」から始める学問と科学技術コミュニケーション」というシンポジウムでは、受講生の事前質問に対して講師の方が丁寧に考えを示し、会場が一緒になって考え抜くという形式でした。
数年前に受講していた頃のもやもやを振り返るとともに、「答えを出すことよりも、問いを持ち続けること」の大切さを改めて感じました。

北海道大学 産学・地域協働推進機構をお訪ねしました。
「北大ガゴメ®」「北大牛乳」「北大短角牛」「北大トラウト」「北大ラズベリー」などの北大ブランドから生み出された商品が展示されていました。研究から社会実装への道筋の一端を垣間見ることができました。

研究者ピッチ in 北海道の イベントに参加してきました。
これまで取材させていただいた研究者の方々も多く登壇され、社会実装に向かって一段と進んでいる様子を知ることができました。

<SciBaco Blog>
プロジェクトを見つめ直す
今回のように商品化された実物を目にする機会や成果発表を聞く機会では、なぜそのプロジェクトを始めたのか、どのようなきっかけや課題があり、それをどう克服したのかといったプロセス、そして今後どう発展させたいのかを知りたくなります。
研究から社会実装という目標に向かうプロジェクトにおいて、商品化できれば、かなりのプロセスを前進させたといえるでしょう。しかしながら、そのプロジェクトが本当にうまくいったのかを確認し、さらにそのプロジェクトを参考にして新たなプロジェクトを立ち上げるためには、「評価」がとても重要になります。
プロジェクトには様々な側面があるため、なるべく漏れなく評価することが求められます。つまり、売り上げ目標や商品開発数といった数値で表せるものだけでは不十分と考えられています。もちろんそういった数字も大切ですが、妥当性・有効性・効率性・持続性・インパクトという5つの視点から評価することの必要性も指摘されています。
現在よく使われているのが、OECDのDAC評価基準です。この基準は、国際開発および人道支援のプロジェクト・プログラム・政策を評価する際の重要な拠り所となっています。研究においても利益だけを目的とする方は少なく、社会課題に取り組んでいる場合が多いため、DAC評価基準はとても参考になると考えています。
評価を行う方法には、文献調査・アンケート調査・インタビュー・観察・計測・事例調査などがあり、プロジェクトの性格に応じて適切な方法を選ぶ必要がありますが、いずれもひとつひとつ丁寧に実施することが求められます。
私たちのサービスのひとつにプロジェクト検証があります。このプロジェクト評価の一翼を担いたいと考え、始めました。インタビューを行うことで、それまで可視化されていなかった人の動きやコミュニケーションが重要な意味を持っていたということが浮き彫りになることがあります。それによってプロジェクトの成果がより深く理解され、広がっていくと考えているからです。
そして、そのプロジェクトが将来どのような意味を持つのかを考えるためにも、問いを持ち続けることを忘れずに取り組もうと思っています。
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