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「科学」を科学する、Science of Scienceとは
SciBacoフェロー 奥本素子 公平な科学支援とは? 基礎研究にもっと力を入れないと…。研究費応募に年齢制限を設けているのは不公平? 科学に対する支援の分配についてはどのような形でも賛否両論があるもの。 適切な研究支援を考えるために近年取り入れられているのが、科学研究の成果をデータ化し、そのデータから科学の成果に至るメカニズムを解明する研究、Science of Science(サイエンス・オブ・サイエンス)です。先日、神戸でScience of Scienceの研究会があったので、勉強しに行きました。(神戸牛も元町中華街にもよらず、ただひたすら雨の中向かったかいがありました。) 研究会の看板、SciSci(サイサイ)と訳すらしい、かわいい。 科学の成果や研究者の成功についての研究の歴史は、1960年代には始まっています。論文や書籍を量的に調査したり1)、ノーベル賞受賞者にインタビューし、そのキャリアから研究の質について迫ったり2)、研究室での活動を文化人類学的調査により明らかにしようとしたり3)、その手法は様々。 ただ、2000年代以降科学論

Pro SciBaco
7月10日読了時間: 7分


研究評価に関するサンフランシスコ宣言とライデン宣言とは
あけましておめでとうございます。 2026年から第7期科学技術・イノベーション基本計画が始まる予定で、科学技術政策も新たなフェーズに入ります。また今年度は長年削減されてきた 科学研究費・運営費交付金も増額され、科学技術への支援が強化される見通しです。 その背景に日本の研究力が低下しているという議論があります。ただ研究力とはそもそもどういうものなのでしょうか? 研究力が下がっている議論の背景には? 研究力の低下でよく使われる指標に、 被 引用数の高い論文の順位というものがあります。論文の 被 引用数が高ければ高いほど注目されているという考えのもの、その注目論文がどの程度の順位かというものが指標になります。 2021年から2023年の日本の位置は、論文数は世界5位ですが、 被 引用数の高い論文の数が13位と低迷しているということです。確かに他の国と比較しても論文数と 被 引用数のランキングが異なるのは日本特有の問題のようです1)。 また基礎的な研究力の指標である論文の指標だけでなく、研究開発効率、つまり産業レベルでの研究開発の有効性を調査したところ、

Mineyo Iwase
1月9日読了時間: 14分
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