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聞く力で科学と社会をつなぐ


2025年8月1日 インデペンデンツクラブの事業計画発表会でサイバコを紹介させていただきました。


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サイエンスコミュニケーションはインフラ


全国の起業家と、その成長をサポートしたい人たちをつなぐ NPO法人インデペンデンツクラブ主催の発表会 において、サイバコの事業内容を発表しました。


発表の準備を進める過程や、当日の各発表者によるプレゼンテーションを通じて、私は改めて サイエンスコミュニケーションが社会課題を解決するための「インフラ」としての役割を担っている と実感しました。

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2025年6月の文部科学省 科学技術・学術審議会 人材委員会(科学技術コミュニケーショこの考え方は、2025年6月に文部科学省の科学技術・学術審議会 人材委員会で示された報告内容とも重なります。そこでは「変化する社会に対応するため、科学技術と社会の関係深化が重要である」とされており、サイエンスコミュニケーションを社会基盤として捉える認識が共有されていることがわかります。


また、科学技術を社会に受け入れてもらうためには、その利点だけでなく負の側面も正しく伝え、幅広い議論を行う必要があります。また、社会実装の過程で生じるリスクの分析や、科学で問うことはできても科学だけでは解決できない課題への対応も不可欠です。これらに取り組むためにも、サイエンスコミュニケーションの存在は欠かせません。


インフラは、私たちの生活や経済を支える不可欠な基盤でありながら、日常の中で意識されにくいものです。同様に、サイエンスコミュニケーションもまた表立って目に見えるものではありませんが、社会が健全に科学技術と向き合い、共に未来を築いていくために不可欠なインフラであると考えています。



<参考>

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