まもなく夏休みですね。今回は日本各地でこの時期に行われる特別展・企画展の中から3つピックアップしてご紹介します。関連イベントも開催されることが多いので、家族で行くのはもちろん、大人だけでも楽しめます。
あなたの街のミュージアムで行われる特別展・企画展についても調べてみてはいかがでしょうか。
福岡市科学館 特別展 「すごすぎる天気の図鑑展~虹のはなし~」
期間:2024年7月13日(土)〜 8月26日(月)
場所:福岡市科学館3階企画展示室
雲の研究者である荒木健太郎さんの著書「すごすぎる天気の図鑑」の内容が展示になった特別展です。本はイラストがかわいらしく、とてもわかりやすく書かれていることで大人気シリーズとなっていますが、この雰囲気をそのままに本の世界に入ったかのような世界観を体験できます。
天気や気象にまつわるとっておきのネタや、おもしろくてためになる知識をやさしく紹介した大ヒットシリーズ本『すごすぎる天気の図鑑』(荒木健太郎著)の世界が福岡市科学館にやってくる!大きな本の形の展示パネルに沿って「どうして雲は空に浮かんでいる?」「虹と出会うにはどうすればいい?」など空のふしぎを楽しく学ぼう。(ホームページより)
期間中、企画展の内容に合わせて自由研究に役立つ「空の自由研究 超メモ帳」も販売されます。テーマ決めから予想、観察記録、考察、結論、レポートのまとめ方まで、この超メモ帳に沿って記入していくと自分だけの自由研究ができるというお役立ちグッズも魅力的です。
PLAY!MUSEUM
「オバケ?」展 〜史上初のオバケ万博へようこそ〜
期間:2024年7月13日(土)~9月29日(日)
場所:PLAY!MUSEUM
「絵とことば」がテーマの「ありそうでない」美術館であるPLAY!MUSEUMでこの夏行われるのは「オバケ?」展。
ポスターはせなけいこ作の絵本『ねないこ だれだ』、そしてピンクのおばけ「バーバパパ」といった誰もが知っているおばけたち。史上初のオバケ万博、とあるように様々なクリエイターが繰り出す個性豊かなオバケの世界を楽しめる夏にぴったりの企画展です。
「会いたくない」のに「会ってみたい」。古今東西の文学、絵本、漫画、映画などのさまざまな分野で人々が生み出してきた「オバケ」。実はあちこちにいて、目に見えなかったり、⾝近に定着しているオバケもいます。妖怪や幽霊、ゴーストなど色々な呼び⽅で怖がられ、愛され、どんどん増え続けているオバケ。そんな不思議な存在について、全身を使って鑑賞して知ることができる、今までにない展覧会を開催します。(ホームページより)
普通に怖いオバケ屋敷に加えて、落語家の春風亭一之輔が朗読する『ねないこ だれだ』の落語、ブックデザイナーの祖父江慎による湯船にたくさんのオバケがいる「オバケ湯」、など楽しそうな展示や催しがたくさんです。
鳥取県立博物館 企画展
「アートって、なに? ~ミュージアムで過ごす、みる・しる・あそぶの夏やすみ」
期間:2024年6月29日(土)~8月25日(日)
場所:鳥取県立博物館 2階 第1・第2・第3特別展示室
鳥取県立美術館の2025年開館に先駆けて、アートを楽しめる企画展が鳥取県立博物館で開催されます。
展示されている作品の一部である椅子に座ったり、こたつに入ったり、ロープを引っ張ったり…と作品に関わりながら楽しむことができ、見るだけではなく体感する体験を提供していることが伺えます。
新しい県立美術館の開館まで一年を切った令和6年の夏。鳥取県立博物館では、家族連れでもっと気軽にアートを楽しみたいと思っていた方々や、これまでアートに何となく距離を感じていた方々などに向けて、 自由に会場をめぐることで、 知らず知らずのうちにアートの世界の広がりやおもしろさに出合うことのできる体験=展覧会をお届けします。(ホームページより)
来年3月に開館する新しい県立美術館に行くのが楽しみになりそうな展示です。
鳥取県立美術館は、鳥取県立博物館の美術部門から引き継いだコレクションと活動に加え、ワークショップルームの新設やアートを通じた学びを支援するアート・ラーニング・ラボ等の教育普及部門を充実させる予定ということです。
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